PRN (Pseudo-Random Noise code)

"PRN"はGPSでの呼称。 別のGNSSでは、相当する概念に別の呼称がある。 複数の概念を指す場合もある。

PRNに、コードの計算に必要な数値(Gold系列のG2 Delayなど)が対応する。 (= コード系列のインデックス。)

同一の衛星では別の信号・系列でも同一のPRNが割り当てられるのが慣例。

QZSSは例外で、信号ごとに別のPRNが割り当てられることが多い。 同じ衛星の別の信号で共有される場合もある。 L1C/Bとそれ以外で別の番号を使う場合が多い。

衛星の置き換えにより、別のSVNの衛星に引き継がれる場合がある。

GPS

1-32 を実際に使用。 33-63は Upper PRN Numbersとして定義されている。

出典: IS-GPS-200 6.3, 6.4

他の情報源

• GPS.gov - Interface Control Documents

  • IS-GPS-200: L1, L2

  • IS-GPS-705: L5

  • IS-GPS-800: L1C

• GPS.gov - Pseudorandom Noise Code Assignments

• USCG Navigation Center - GPS Constellation

SBAS

120-158が割り当てられている。

出典: IS-GPS-200 6.3.6.1 Additional C/A-code PRN sequences.

GLONASS

• FDMA L1OF, L2OF

  • 拡散コードは共通

  • 周波数チャネル -7~+6 で識別

• CDMA L3OC, L1OC, L2OC

  • 衛星ごとにコード生成のための固有値が割り当てられる

Galileo

1-36

原則: PRN = SVID ≠ SVN

Primary code, Secondary codeが存在。

出典: OS SIS ICD 3.4, 3.6.1, 3.6.2

Europian GNSS Service Centre - Programme Reference Documents

BeiDou

1-37,1-63

Satellite slot number では +158?

3.5.11, Table B-91, 6.7.2.1 https://www.icao.int/sites/default/files/APAC/GBAS-SBAS/041e_Amendment-to-Annex-10-Vol-I-DFMC_GLONASS_BDS.pdf

QZSS

• IS-QZSS

• List of Positioning Satellites

• 衛星運用状況

NavIC

現在使用されているPRNの表

後で作る。

SVN

• 衛星ごとに固有の番号

• 運用開始から終了まで不変、他の衛星と重複しない

RTKLIBで使われる番号

RTKLIBでは、nav_t.satとして各衛星に固有の番号が使われている。 sat <-> の変換は、 rtkcmn.c satid2no(), satno2id() で行われる。 対応は、次の表の通り。 各システムの最大値は変更される可能性がある。