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SDRの実装

はじめに

GNSS の SDR (Software Defined Radio) を実装する。

目次

  • はじめに

基礎編

  1. IFデータの取得
  2. 信号捕捉
  3. 信号追尾
  4. 航法データのデコード
  5. 位置推定

応用編 A

  1. L1 C/A以外の信号への対応
  2. 高速化

応用編 B - DPE

仕様

まずは、なるべく簡易的な実装を行う。 受信可能な信号や入出力のデータ形式は限定し、実行速度もあまり考慮せず実装する。 座標が出せるまで実装を終えたら、それらを考慮して機能を拡張する。 また、通常の測位方法 (2段階測位) の実装を終えたら、 DPE (Direct Position Estimation) の実装も行う。

  • 言語: Python

    筆者がある程度書ける言語のうち、SDRの実装に使いやすそうなものは

  • C / C++

  • Rust
  • Python

    がある。 ここでは、

  • 可読性

  • 速度
  • プロトタイピングのしやすさ

    を考慮し、 Python を使用する。

  • 機能

  • 入力 (IFデータ)

    • 信号: L1 C/A
    • I相のみ
    • サンプリング周波数: 24MHz

      フロントエンドは PocketSDR を用い、 pocket_dump によってIFデータを得る。

  • 後処理のみ対応、リアルタイムは非対応